FXのスプレッド

FXのスプレッド

FXで使われる言葉にスプレッドというものがある。

 

 

スプレッドというのは、外貨を売買する際の、売値と買値の差額のことである。

 

 

為替レートを見てみると、それぞれの通貨の現在の値が載っているが、BidとAskとでは、少し値段が違うことに気付く。

 

 

外貨を買いたい時はAsk、売りたい時ははBidの値を見て取引をすればいいのだが、FXでは、このスプレッドの額はFX取り扱い会社に一任されている。

 

 

手数料も業者によって差があるが、スプレッドは統一されたものかと思われがちであるが、そうではない。

 

 

またスプレッドは同じFX取り扱い会社でも、通貨によって違いがある。

 

 

円と米ドル、ユーロのスプレッドは安く、円と豪ドル、NZドル、スイスフランのスプレッドは高い傾向にある。

 

 

FX業者にスプレッドの額が一任されていると言っても、買おうとする人に出来るだけ高く買わせ、売ろうとする人にできるだけ安く売らせる、という不正な値をつけるFX業者が出ないように、FX会社では、ほとんど注文の際に「2Wayプライス」と言って、売値と買値の両方を提示するようになっている。

 

 

このおかげで不正なスプレッドをつけることができないので、安心して売値と買値を見比べながら、取引をすることができる。